灰男/book*
□お仕置きはしっかりと
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【お仕置きはしっかりと】
「リナリー!ちょっと話したい事があるんさ−!」
つい先程、リナリーが馬鹿兎に呼ばれた。最初は兎が一方的に話していたのに、いつの間にかリナリーから進んで話をしていた。そして、2人の会話は止まる事無く、逆にどんどん盛り上がっていった。
「でな?アレンがさ−〜…」
「ふふっ何それ!〜…」
……ちょっと待て。
リナリー、何でそんなに楽しそうに話すんだよ。俺の目の前で。しかも兎はさりげなくリナリーにボディタッチをしてやがるし。――いい加減にしろよ、お前ら(特に兎。)
「リナリー」
「! …神田?」
「後でお前の部屋に行くからドア開けとけ」
「え、うん!待ってるね」
「……馬鹿兎」
「(ビクッ)な、何さ?」
「少し付き合え」
「ハ、ハイ…っ」
お仕置きはしっかりと
(まずはこいつから)
(ユ…ユウ、どこ行くんさ?)
(あ?修錬場に決まってんだろ)
(やべ、マジで殺されるかも…)
end,
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