「あれ?」
こてんと首を傾げるフレッド。
目覚まし時計を眺めている。
「ちゃんとかけたのになあ」
「かけれてなかったから寝坊してんだよね」
てことで課外はお休み。
のんびり朝食をとりながらのんびり家を出ましょうや。
「久々にぐっすり眠れたね」
「そうだね」
「何もしなかったから?」
「そうじゃない?」
二人分のシリアルを持ってベッドに入る。
どうしても布団から外に出たくないフレッドの我が儘。
「何で牛乳かけないの?」
「ヨーグルトのがうまい」
「えぇー」
「てか朝から飲んだら腹下す」
ジョージってお腹弱かったっけって考えて、それからフレッドが中に出すのは減ったとかどうとかそれは分からない。