苦華の森

□夢見る花嫁16(未完)
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にこにこと笑顔を絶やさず応対してくれている中年のおじさん、彼は塾の代表さんだったのだ。





「奇遇なものですね…これから、ここで勉学に励もうとしている子が、これから、ここで勉強を教えようとしている先生に会うなんて。」



麦茶の入ったコップを手渡しながら、話す代表ことトダカさん



それから、塾のシステムについてなど色々聞いたあと、二人は揃って塾を出た。




「まさか、あんたがオレの先生とはね〜〜」



後ろから棘のある言葉を投げかけるシン



「私も信じられないよ、、、アスカ君のような、まだまだ、やんちゃさが抜けないような子が生徒なんて。。。」



ヴィアも負けずに、応戦する・・・




「まあ、いいそれより、ちゃんと勉強するんだぞ・・・受かりたいんだろ??プラント大学??」




「当たり前だ。。。マユの為にオレは努力してきたんだ。医者になるって・・・」




シンの眼差しは、まさに真剣そのもの。。。曇りがなくて、まっすぐで。。。さっきトダカ塾長と話していた時もそう感じた。



誰かのために。。。か。。。





少し羨ましい響きだな・・・







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